【藤沢湘南台の整体】変形性膝関節症と関節の遊びの関係
【膝の関節の遊びが重要!!】
<膝のわずかな動きを引き出す>
関節内のわずかな動きが必ず必要になります。
実は、このわずかな動きは、レントゲンやCT、MRIといった止まった状態で撮影する検査では、わからないのです。
関節の動きは、大きく2つに分かれています。

標準 理学療法学 総論から改編して転載
@骨運動(上段の図)
これは、腕を曲げたり、膝を曲げたりしたときに目に見えて見える動きのことです。
一般的に「運動」というと、こちらのことを指すことが多いです。
A関節の遊び(下段の図)
これは、骨運動が起こるために必ず必要な関節内部のわずかな運動のことです。
下の写真は、上から見た膝の関節面の動きを表しています。

「カパンディより掲載」
下の写真は、横から見た膝の関節面の動きを表しています。

「カパンディより掲載」
<変形性膝関節症の痛みの原因>
変形ひざ関節症に多い痛みや動きの障害(伸びない・曲がらない)の原因として、この関節の遊びの障害が生じていることが多いことが分かってきました!
この関節内の動きの障害は、絶対にレントゲンには写りません。
血液検査でもわかるものではありません。
実際に動きをみて、さわって、この関節内運動が正常に動いているかを触知するしか方法がないのです。


